山不明 青砥



これは山は不明ですが青砥の鎌砥石です。つまり鎌を研ぐ為の砥石で普通は150×30×30(o)前後の大きさの物です。

長さを半分か3等分ぐらいにした方が使いやすいかもしれません。

左が軟口で灰色の物、右が硬口で黒い物です。
軟口の方が粒度が荒いと思います。

ホームセンターなどに置いてある普通の大きさの青砥は軟口のような色あいの物が多いと思います。

青砥の共名倉として使用していますが、青砥の本来の目的は中仕上げですので、名倉代わりに主に軟質のやや荒めの物を使っています。

固い青砥ほど細かくなり中仕上げとしては細かすぎるので、軟口の少し荒めの物で中和してやると細かくなりすぎず丁度良いかもしれません。

最近は良い青砥が少なくなったらしいのですが、ある程度大きい物の話のようですので、鎌砥石程度の大きさの物ならまだあるのではないでしょうか。