シグマパワー セラミック砥石
#1000(硬口)


外箱表示 200(長さ)×75(幅)×25(厚み)
私の砥石の実寸 193(長さ)×74(幅)×24(厚み)



硬さ:42   下り:30   研ぎ感の軽さ:25




ちなみにこれは外箱です。

しっかりと水に浸け込んで充分に吸水させてから使用するタイプ。

変質などに強く管理はさほど気にならない砥石です。

これはまだこの一枚しか使ってないですが、これも炉で焼いて製造されるタイプなので同じ硬口の表示でも焼き加減で個体ごとに硬さに差があるのではないかと思う。

外箱の表示よりも、特に丈が5ミリ前後短いようです。
調べていただいた所、硬口のみがこの傾向にあるようで、硬口と表示のある砥石も金型は同じ物を使っているらしいのですが、硬口は二度焼きする為に縮んでしまうのだそうです。

そういう理由で以前から短いようで、最近になって物価高で縮んだ訳ではないようです。(笑)

研ぎ感はやや重く、包丁などの研ぎには相当硬く感じられるかもしれませんが、個人的には鉋や鑿では扱いにくいというほど硬くは感じません。

ただ研ぎ感はやや重く、面直し用のした砥石の粒度にもよるでしょうが、面付けして砥面が荒れている時は調子が良いですが、何度か研いで砥面の目に見えない凹凸が無くなると、重さが増して下りが減るという印象で、多少がさつな研ぎ感も感じる。

但しこれも、他の人造砥石を軽く擦って名倉代わりにするなどすると、扱いやすくなり性能も安定する。

硬さに対して下りは良いと思います。



刃物を研いだ時の研ぎ汁の画像