吸ちゃん  販売者:富士鳩



『吸ちゃん』いかにも富士鳩さんの代表が考えそうな愛嬌のある名前だが、要は吸盤なのである。

砥石の面修正の際に、電着ダイヤモンド砥石『アトマエコノミー』が薄く平らなので、持ちやすくする為に思案してこのタイプの吸盤に行き着いたようです。

よくあるタイプの吸盤の小型の物で、取っ手を立てる事で吸着し、倒すと楽に外れるという物です。

私は最初に『アトマエコノミー』のベースを背中合わせに貼り付けて倍の厚みを持たせれば持ちやすいかと考えておりました。

富士鳩さんで『アトマエコノミー』の中目と荒目を注文して「持ちにくくないか?」とたずねた所、「ええのあるよ。なかなか使いやすいで。」と富士鳩さんの代表が大阪弁で言って『吸ちゃん』の事を電話ごしに紹介してくれましたが、2枚合わせで使えば上側になったヤスリ目も指に食いついて、滑らず使いやすくなるだろうと思ってましたので、「いらんよ。」なんて半ば小バカにしておりましたが、注文商品が届くと中から一緒にサービスで『吸ちゃん』が出てきました。

二枚貼り合わせてからでは使えないので、貼り合わせる前にどんな使い心地なのか、せっかくオマケしてくれたから試してみるかと使ってみると、以外にも使いやすい。

無理にボンドやコーキングなどで貼り合わせるのも面倒なだけなので、貼り合わせるのを思い止まり、その後『吸ちゃん』ひとつを粒度の違う『アトマエコノミー』に付け替えるのが面倒なので追加注文し、まんまと富士鳩代表の策略?にはまってしまいました(笑)

あの時は小バカにしてゴメンなさい。やっぱり人のいう事は聞くもんだ(反省)


で、これが『吸ちゃん』を貼り付けた状態。

なかなかしっかりと吸い付いています。

取っ手の向きは縦でも横でもお好みでしょうが、私の場合は取っ手ではなく下の吸盤の円い土台部分に親指を乗せるように引っ掛けるだけですので、基本的には取っ手の向きはどっちでも構いません。


ただ取っ手を横に向けると、壁を使わずこのように立てる事が出来ますので、水がよく切れ乾燥がしやすくなるので私は横向けです。

乾燥ではなく面修正が目的ですので、そちらの使い勝手をメインに向きを決めるのが良いと思います。