シャプトン『刃の黒幕』#1000

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新品時 210(長さ)×70(幅)×15(厚み)




硬さ:36   下り:40   研ぎ感の軽さ:25





特に水に浸け込まなくても水を撒いただけで使えるが、少し浸けておいた方が扱いやすい性質になる。
長く浸け込むと軟らかくなる為、浸けっぱなしは厳禁であると共に、変質の恐れがあるので保管にはやや注意する必要がある。

浸けこまずに使うと硬度が高めで真っ黒の研ぎ汁が出るが、刃物を平面に研ぐ場合には摩擦抵抗が大きいので、平面精度を維持しにくくなる。

また適度に浸けこんで使うと硬度が落ちて摩擦抵抗も減り扱いやすくなる。研ぎ汁はやや泥気が混じるようになる。

浸けこむ時間は元々が乾燥した状態から漬け込むのかでも差が出ますし、また使用時の砥石の厚みによっても変わる為に、使用者の好みと勘で調節する事になる。

いずれにしても、刃を下ろす能力は非常に強い部類の砥石である。
上のメーターの数値は、ほぼ新品の厚みで乾燥した状態から10分前後浸けこんだ状態の数値です。



刃物を研いだ時の研ぎ汁の画像