山不明 大平?巣板


測定時 198(長さ)×78(平均幅)×37(有効厚み)



硬さ:40  細度:43  下り:35  研ぎ感の軽さ:25

雲光り:3  鏡面系:1




何処の山の物か分かりませんが、上の規格には微妙に長さが足りません。

大きさ的に何の不自由もありませんが60型という事になるのではないかと思います。

たくさん筋がありますが、今の所ほとんど影響ありません。

巣板という事で購入しました。値段はなんと3,500円也!安っ!

皮の付いていない小口から見るとなかなか層がきれいに平行に積んでいます。


私にとっては値段の何倍も価値がある砥石で、とにかく高バランス型です。

納得の研ぎあがりで形崩れしにくい程度に締まっており、研ぎやすく下りも良い。
研ぎ感の軽さも刃を丸くしてしまう程の重さはなく、研ぎ汁も良い感じにでるので使いやすい。

仕上げを手早く一本でまかない納得レベルの刃を付けるという用途ならバッチリな砥石です。

研ぎ感や見た目・研ぎあがりは以前に砥石屋で試し研ぎした大平の締まった内曇にそっくりです。

無傷で角落ちなく相当分厚かったので値段すら聞きませんでしたが(泣)



刃物を研いだ時の研ぎ汁の画像