青砥 岡花北


計測時 218(長さ)×80(幅)×62(有効厚み)



硬さ:45   下り:15   研ぎ感の軽さ:23




画像では分かりにくいですが、黒い中に少し青みがさしたような青砥です。

よくは知りませんが道路を挟んで岡花の北側がこの岡花北らしいという事ですが、間違っていたらスミマセン。

大きさ厚みとも申し分ありません。

よく締まっていて下りは控えめで研ぎ汁も出にくく、刃物によっては突っ張ってしまいますので、通常は青砥の共名倉などで擦って使います。

そのまま共名倉なしで研ぐと#8000以上の仕上がりではないかというぐらい、怪しげな仕上げ砥石よりも良い仕上がりで、青砥の油分のせいか目が細かいながらも地金の黒光りも引きだします。

ただし青砥として求めるのは大工道具の場合は中仕上げですので、ここまで締まって下りが犠牲になったり細かく仕上がるというのは少し考え物かもしれません。

鍛冶屋さんなど販売目的なら、地金が黒く見えてコントラストがはっきり出るので見た目が良いので喜ばれるかもしれません。

この砥石も少し青みがさしているものの、濡らすとかなり黒っぽい濃い色です。
点々はあるようですが、かなり細かいようで点々と判断して良いものかわかりません。




乾燥状態と濡れた状態の比較

乾燥状態と濡れた状態です。色の黒い方が濡れた状態です。