青砥 岡花


測定時 209(長さ)×67(平均幅)×62(有効厚み)



硬さ:37   下り:30   研ぎ感の軽さ:22




青砥では名門の岡花の青砥です。

わりと大きめの無数の黒点が砥面いっぱいに広がっています。
上の画像でも充分確認できると思います。

数値上はやや研ぎ感の重めの砥石ですが数値ほど研ぎにくい印象はありません。

研ぎ汁が出るわりにはしっかり感のある研ぎ感です。

しかし青砥の中では下りは強めですので、気を抜いていると研ぎ感の重さも手伝って刃物の平面が崩れます。

青砥としては大きさがやや小ぶりで持ち運び性が良く、癖も少なく刃物の種類も選びませんので一番愛用しています。

粒度的には#4000以上といった印象で、人造のように深い傷は残らず中砥の傷もすぐに消えますので傷消しには重宝します。

ホームセンターなどの灰色系の軟らかい物と比べると、岡花に限らず相場は高めになります。

黒色系のグレーの青砥で濡らすと黒い色になります。

濡らすと黒色がはっきりと出ます



刃物を研いだ時の研ぎ汁の画像