デラックス

エースケント #1000 極硬 (田中砥石工業所)


 現状 207(長さ)×66(幅)×39(厚み)



硬さ:43   下り:5   研ぎ感の軽さ:28




小口に大きく『極硬』の刻印。




正式には『デラックス エースケント』という少々長いネーミングのようです。

新品時に寸法を測り忘れたので新品時の寸法は分かりませんが、まだあまり使用せず硬いのでそれほど厚さは減っていないと思います。
40oぐらいだったのかもしれません。

しっかりと水に浸け込んで充分に吸水させてから使用するタイプ。
高温で炉で焼いて製造されるタイプで焼き加減で、これも個体ごとに硬さに差があるのかもしれない。

『極硬』という聞き慣れない硬い砥石好きにはそそられる表記があるが、感触的にはニューケントの硬口の方が硬い印象がある。

だからといって砥面直しはやはり大変で、キングデラックスなどの昔からある人造砥石の規格サイズと同等で幅が狭く、最近の主流である幅広サイズでない事が、気休め程度ではあるが砥面直しの負担を軽減していると言えるかもしれない。

一見GCの塊のような砥石。
GC自体は硬度が高いですし、市販されているGC砥石は大概は粒度が荒く軟らかい物ばかりなので少し期待が高まります。

砥面直し直後であれば多少泥が出て少し下りますが、刃先だけを小刃付けするのであれば下りるのかもしれませんが、ある程度刃と砥面の面が合っていて砥石の目の立っていない状態では上滑りしている感じで軽快ではありますが、刃はギラギラで下りも殆ど感じられません。
『極硬』でなくスタンダード品ならいい感じなのだろうか?
他のGCと同じく軟らかいのではないかと勘ぐってしまうが、はたして適度な硬さのGC角砥石ってあるの?

普通の研ぎの動作で砥石から泥が出ず、自分の泥で砥面を掘り返すという事が期待できないので、通常は名倉がわりに近い粒度の砥石を擦り合せるか、研磨剤のパウダーを撒くなどして研削力を補強するのが基本になりそうである。

試した感じでは試した組み合わせが悪かったのか、どちらを使用しても研ぎ感が重く感じられました。
研削力アップの為に別の物を組み合わせれば、もう少し軽快な感じに研げるかもしれません。

但しこれを他の砥石の砥面直しに使用するにはいい感じとの意見も聞いております。
今回は泥も出ず研いだ後も研ぐ前も大差ないので、研いだ砥石の画像はありません。