これは荒研ぎから順に仕上まで研いだ場合になった刃先がガタガタの画像です。
肉眼では研ぎ傷は確認できないレベルまで研ぎ上げており、とりあえず凸凹のどちらの部分も刃先まで砥石はかかっているようです。
肉眼でもここまでガタガタだと充分に確認できます。




これは100倍のマイクロスコープで刃先を撮影した物です。

凸凹のどの部分にもガタガタなりに均等に仕上げ砥がかかっているのが確認できます。

つまり、研ぎ傷が消えた事と良い研ぎは必ずしも一致するとは限らないという事です。
また研ぎ傷が消える事で刃先が真っすぐに揃うとに思いそうですが

   研ぎ傷が消える=切れ刃の凹凸が無くなる=刃先の凹凸が無くなる

と必ずしも成り立つ訳でもなさそうです。

目盛りに書いてある0〜10までの数字で1ミリ。私の画面で実寸108ミリですので約108倍です。